お金を借りるとき、「自分はいくらまでかりられるのか?」が気になりますよね。

アコムを含めローン機関に利用申し込みをする際には、初めに希望の限度額を申告します。

しかしいざ申告するとなると、意外と判断に困るものです。

  • 自分の年収だとどれくらい借りれるのかわからない
  • 必要より多めに限度額を書いていいのか?
  • そもそもアコムの限度額の相場はどれくらい??

そこで、この記事ではアコムの限度額の決まり方について解説していきます。

申し込み前に限度額が知りたくても、残念ながらどの消費者金融・カードローン会社でも審査を受けてみないと正確にはわかりません。

でもご安心ください、過去の事例などを踏まえておおよその見通しは立てることができるのです。

それでは、解説していきます。

アコムの限度額はどうやって決まるの?

アコムの限度額っていくら?

限度額は人それぞれ違った金額が設定されます。

利用者の中には「追加でキャッシングしようと思ったら、限度額がいっぱいだった!」という経験をした方も多いのではないでしょうか。

そうなると、はじめに決まる限度額って重要ですよね。

ではアコムではどのように限度額が決められるのでしょうか?

アコムの限度額は審査で決定

※注釈・参照)アコムの限度額は、申込み時の審査で決定します。

限度額決定の流れは以下の通りです。

  1. 申込フォーム「希望極度額について」という欄に、自分の希望する限度額を入力
    希望限度額の記入欄

  2. アコム担当者が、希望の限度額で通過になるか、あるいは減額になるか審査

  3. 申込者に審査の可否結果と一緒に、限度額が知らされる

  4. 申込者は決定された限度額で契約に移る

このように「申込者が希望した限度額に対し、審査担当者が判断し設定する」という順序で決定されます。

なお審査に通るとアコムと契約書が交わされますが、その中に申込極度額契約極度額という欄があります。

申込極度額は「申込み時に希望した限度額」、契約極度額は「審査で決定した限度額」という意味です。

契約の際はその部分もしっかりとチェックしましょう。

「限度額」と「極度額」

アコムの公式ページの中や契約書では、「極度額」という言葉が使われます。

本来「極度額」という言葉の定義は、「限度額」とは違うものになりますが、アコムで使われている「極度額」は、一般的に言う「限度額」のことですので、この記事では「限度額」という単語に統一しています。

アコムの限度額を決める3つの要素

アコムの限度額を決める3つの要素

ではアコムの審査では、何を基準として限度額を決定しているのでしょうか。

主に3つのポイントで決められます。

  1. 総量規制
  2. 属性スコアリング
  3. 個人信用情報

1. 総量規制

まずはじめに重要なのが、総量規制(そうりょうきせい)という決まりです。

これからキャッシングする人も、そうでない人も「お借入は年収の3分の1まで」というフレーズをどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

総量規制とは、「消費者金融をはじめとする貸金業者からの総借入額は、年収の3分の1までに制限される」という仕組みです。

個人のローン利用者を、借りすぎによる破綻から保護するために作られた法律ですね。

つまり、限度額はこれを超えない範囲で設定されることになります。

2. 属性スコアリング

スコアリングとは、直訳すると「採点する・点数化する」という意味です。

アコムに申し込みをする際には、雇用形態・勤務先の規模・家族構成などの個人情報を入力します。

それらを属性とよび、その一つ一つに点数をつけていくのがスコアリングです。

アコムのスピーディーな審査の背景には、コンピューターでのスコアリングが導入され審査時間が短縮されたことにあるといえます。

属性のスコアリングは、審査の合否の判定に使われるだけでなく、限度額の設定基準にもなります。

わかりやすくいうと、「300~200点の人には限度額50万円貸付け可能。」「200~100点の人には限度額30万円貸付け可能。」という風に点数化することで即座に限度額をはじき出せるのです。

※数字は実際のスコアリングの値とは違います。わかりやすく独自で設定したものですのでご注意ください。

申込時に入力する個人情報は、あなたの属性スコアリング(=限度額)に直結しているというわけですね。

属性スコアリングに有利な条件

属性スコアリングに有利な条件は以下の通りです。

  • 雇用形態が正社員または公務員
  • 収入が歩合ではなく固定である
  • 勤続年数が長いほどいい
  • 固定電話の番号がある
  • 家が賃貸ではなく持家
  • 扶養家族がいない
    (扶養する家族が多いほど給与から生活費にあてる割合が多く、返済能力に劣るとみられるため)

属性スコアリングが限度額に影響する例

以下の例は、実際に属性スコアの違いが限度額に影響した事例です。

<Aさん>

  • 正社員で勤続8年
  • 年収240万円
  • 他社借入れ30万円

限度額は50万円という結果でした。

<Bさん>

  • 転職したばかりで勤続4ヶ月
  • 年収300万円
  • 他社借入れ30万円

限度額は30万円という結果でした。

Bさんの方が年収に高いにもかかわらず、Aさんの方が高い限度額の判定が出ました。

一概には言えませんが、勤続年数の長が属性ポイントに影響し、限度額に反映されたと考えられます。

3. 個人信用情報

個人信用情報とは、個人のローンやクレジットカードの「申込情報」「契約内容」「借入・返済履歴」「金融事故の有無」といった利用履歴のことです。

アコムでも借入審査のときに、これを管理している個人情報機関から、申込者の信用情報を取り寄せ審査の判断材料につかいます。

個人の信用情報を参照する理由は、ただ審査の可否を判定するだけではありません。

審査に合格した場合、いくらまでお金を貸してもいいのかを確認する役割もあります。

さきほどの項で出てきた「総量規制(借入総額は年収の1/3まで)」ですね。

個人信用情報を見れば、申込者が他社で現在いくら借入をしているかがわかります。

他社の借入状況は申し込みの際に自己申告しますが、このように後ほど信用情報とすりあわせて確認をされているということです。

アコムではじめてお金借りるときの限度額はいくら?増額できる?

アコムの自動契約機コーナーと女性

はじめてアコムを利用する人は、限度額がいくらになるのか気になるところです。

アコムをはじめての利用する場合、限度額20万円~50万円が相場だとされています。

いかがでしょうか?以外に少ないと感じる方もいるかもしれません。

アコムの最高融資額は800万円ですが、申し込めば誰もが800万円借りられるわけではなく、その人にあった限度額が設定されるのです。

では、はじめての借入での限度額について詳しく説明していきます。

アコム新規借入の限度額はおよそ20万円~50万円

「はじめて借りる人は、限度額が50万円以下になる」
「アコムの新規では、20万円~30万円がほとんど」

このような体験談からわかる通り、はじめから高額な限度額が付与されることはほとんどありません。

はじめてアコムを利用する人は、まだ信用と実績がないからです。

その状態でいきなりぎりぎりまで限度額を与えるのは、アコム側からすると少し危険ですよね?

そのため、一度アコムを利用してもらって様子を見てから(借入・延滞なく返済を繰りかえす)限度額を上げるというリスクヘッジが行われているのです。

なぜ初回は限度額が「50万円以下」になるのか

初回の借入では、限度額はほぼ50万以下に設定されます。

ではなぜ「50万円」というラインなのでしょうか?

キリがいいからでしょうか??

申し込みの際に、「50万を超える借入、又は借入総額が100万円以上になる人は収入証明書を提出する」という決まりがありました。

実はこれは国(金融庁)のガイドラインによるものです。

窓口における簡易な審査のみによって、無担保、無保証で貸し付ける場合の目処は、当該資金需要者に対する1業者当たりの貸付けの金額について50万円、又は、当該資金需要者の年収額の10%に相当する金額とする

これにより50万円が貸し付けの大きな壁、判断基準となっているのですね。

読み替えれば、まだ実績のないはじめての利用者にこれ以上の貸付を行うのは“過剰”と取られる可能性があるということ。

50万円という金額は、消費者金融各社で初回貸付の一つのボーダーラインになっているのです。

アコムで大体いくら借りているのか?(初回貸付単価)

実際のアコムの利用者は、初回にいくらくらい借りるのでしょうか?

そんなプライベートなことわかるの?と思いますが、アコムではこのようなデータもIR情報としてホームページ上に公開しています。

ここも消費者金融大手ならではの安心感ですよね。

それによると2018年のデータでは、初回貸付単価は、15万3千円

はじめてアコムを利用する人は、平均で15万円くらい借りているということです。

初回の限度額が50万円以下におさえられるとしても、利用者のニーズは満たしているのがわかります。

【補足】アコム利用者の年収別の初回貸付単価

参考までに、アコム新規顧客の年収別の初回貸付単価がこちらです。

<表1>アコムの新規顧客年収別の初回貸付単価

年収 初回平均貸付単価
200万円以下 12万円
200万円超500万円以下 15.6万円
500万円超700万円以下 20.1万円
700万円超1,000万円以下 23.3万円
1,000万円超 31.3万円

※参照)アコムIRライブラリ データブック2018年3月期データ

このデータから限度額についての情報は読み取れませんが、どれくらいの年収の人が初回にどれくらい借りているのかがわかりますね。

アコムの限度額は半年後に増額できる

契約時に決定された限度額と上げることを、増額するといいます。

どのタイミングで増額することができるのでしょうか?

目安としては、半年以上の利用履歴が必要と言われています。

アコムの利用を続けていくと、半年ほどで「限度額を上げることが可能です。」という案内が届きます。

アコムでは半年ごとに、利用者の限度額の見直しを行っているのです。

しかし案内が来ても増額審査に落ちることもあります。

増額審査を通過する条件や、増額の手続き方法については、別記事にまとめています。

くわしくは「アコムの限度額を増額する方法」についての記事をご覧ください。

アコム限度額の気になる疑問

アコム限度額の気になる疑問

ここからはアコムの限度額について、疑問にお答えしていきます。

希望限度額は審査に影響するの?

限度額は、最初に申込者から希望金額を申請します。

「希望する金額が審査の通過に影響するのか?」という疑問がわきますよね。

希望金額自体が、審査通過に影響するような要素にはなりません。

実際に、限度希望額より小さな金額で審査に通過するのはよくあることです。

しかし当面の必要金額が少ない場合は、少額に設定するほうが、それほどお金に困っていない印象=返済能力がある=審査に有利になる、ということがあります。

また希望金額を高く設定すると、アコムの審査も慎重になり、審査に時間がかかってしまう可能性も。

スムーズに審査に通過することを重視する場合は、希望金額は必要な分だけにしておくといいでしょう。

アコムの限度額の単位は1万円?10万円?

限度額は、10万、20万、50万などキリのいい数字になっていることが多いです。

しかし10万円単位という決まりはありません。

例えば、24万・38万など「1万円単位」で設定できます。

また最低限度額については、1万円から可能です。

極端な話、希望限度額「1万円」で申請することも可能なのです。

これは、「急な支払いでお金が1万円だけ必要…」なんてときにメリットになります。

他社カードローンでは、最低限度額は10万円からというところもあります。

借りることが出来る金額は大いに越したことはありませんが、限度額が大きいと使いたくなってしまうのが人の心理です。

限度額に余裕があることで、「もう1万円」「あと1万円…」と使ってしまうことに、お金を借りるリスクが潜んでいます。

最低限度額が1万円から選べるのは、自分の活スタイルにあった利用の仕方があるというメリットがあるのです。

アコムで限度額が減るってことはあるの?

一度決まった限度額が減ることはあるのでしょうか?

結論からいうと、限度額は減額されることがあり、パターンとしては2つにわけられます。

自発的に減額

利用者が自分から限度額を減額することが可能です。

必要以上に使いすぎることを防ぐため、そういった目的で減額する利用者もいます。

注意点としては、現在の借入額をしっかり確認しておくことと、元に戻したいときは増額審査が必要となることです。

強制的に減額

契約後もアコムでは定期的に利用者の信用情報をチェックする義務があります。

そのため、他社の借入額が増えたり延滞を起こした場合、アコムの限度額が見直され減額されることがあるのです。

また年収が減少した場合も、返済能力が下がったと判断されると減額されることもあります。

一度利用を始めると限度額についてあまり意識しなくなるものです。

アコムでは常に限度額の見直しを行っているので、減額される可能性もあることを知っておきましょう。

【まとめ】アコムの限度額、不安な人は希望額を低めに

アコムの限度額について紹介しました。

「キャッシングしたいんだけど、私の限度額はいくらまで?」

お金を借りるとき、そんな不安は必ずつきまといますよね。

冒頭でお伝えした通り、正確な限度額は審査してはじめて知ることができます。

この記事でおおよその目安をつけることはできたでしょうか。

最後にポイントをまとめます。

  • アコムを初めて利用する場合、限度額は50万円以下になる。
  • 限度額も信用力で決まる。個人情報の申請は正確に。
  • 審査に不安要素(個人情報や信用情報)がある場合、希望限度額を低くする。

低く設定した限度額を後から増やしたい時の方法については、「アコムの限度額を増額する方法」の記事をご覧ください。